インターネットはアイディア実現装置

インターネットはアイディア実現装置だなとしみじみ思います。

10年前だったら一部の権力者しか持ち得なかったネットワークが
インターネットを活用すればすぐにつながることができます。

「世界中のどんな権力者にも、間に6人の人を介せば必ずつながる」
という法則がありますが、それが本当に実感できる時代になってきました。

時間の流れは加速度的にスピードUPしています。
インターネットが普及してからは、さらにそのスピードが増していると実感します。

そのむかし、インターネットのEmailやWebの技術をはじめて知ったとき、
いち個人が世界中に情報発信&情報交換ができるという事実に衝撃を受けましたが、
最近ではBlogやSNSなどの普及により、なんの技術的知識がなくとも、
PCはもとよりケータイさえあればそれが可能になってきています。

5年前、10年前に比べて、ひと・もの・かね・情報が格段に集まりやすくなっているのです。
つまり、アイディアが実現しやすい環境が整ってきているのです。
しかも、技術の進歩により、その実現スピードも増しています。

近い将来、良いアイディアであればあるほど、それをひらめいた瞬間に
すぐに実現してしまう世界ができあがってくると思います。

楽しみですね。

1人の大スターから100人の小スターへ

相撲や野球を始めとするスポーツ業界は
大スターの出現を待つ(もしくは演出する)のではなく
ニッチと多様性を前提とした小スターのPR戦略に切り替えなければならない。

音楽や映像をはじめとするエンタメ業界は、
ミリオンセラーやランキング重視から
趣味の多様化にそったニッチなアーティストの作品を誰でも触れられる機会をさらに増やさなければいけない。

従来の社会からインターネット社会に移行する中では、
全ての構造がピラミッド型ヒエラルキーからピアツーピア型ネットワークに変わってくる。

すでに個人レベルでのライフスタイル、ワークスタイルに変化が見え始めてきた。
この変化が社会全体に波及しはじめたらどうなるだろうか?

時代は常にダイナミックに変わっている。

集客の大原則

基本はこの3つだけ。
1.いかに多くの人の目にふれさせるか(マーケティング・プロモーション)
2.いかに多くの人を行動につなげるか(コンバージョンレート・チャンスロス)
3.いかに多くの人の顧客満足度を高めるか(リピーター・クチコミ)

公式にするとこうなる。
「告知数×行動率×満足度=集客」

「告知数」は予算と手間があればあるほど増える。

予算があれば大きいメディアに広告を打ったりできるし、
予算がなければインターネットやSNSなどを使って地味にやればいい。

「行動率」は告知を見た人が実際にアクションする割合。

文字媒体の場合は本文を読ませるための
キャッチコピーを考えなければならない、
本文をじっくり読むひとはほとんどいないので。
そのためキャッチコピーは多少過激でもよいが、本文は親切・丁寧に。
本文の内容をわかりやすく伝えるというのも大事。

「満足度」はリピートまたはクチコミの発生率。

事前の期待値を上げすぎると、お客様の満足度を得られない可能性がある。
ある程度期待値を下げてあげることも、お客様のためには大事。

あたりまえだが、お客さまの期待を上回るサービス提供は必須。

アイディア発想法

企画とかアイディアを考えるときって
頭をぞうきんななんかで絞って捻り出すみたいなイメージがありますが、
アイディアは考えて思いつくものではないと思います。

「考えないからこそ」ひらめくんです。

僕が一番アイディアを思いつくのは、
トイレに入っているとき、シャワーを浴びているとき、
散歩しているとき、ジョギングしているとき。

しかし、メモをとらない(とれない)のですぐに忘れてしまう!
例えるなら、おしっこしはじめたときに素晴らしいアイディアをひらめいたのに、
しおわってトイレから出る頃には「あれ?なんだっけ?」てな具合です。
すごく印象的な夢をみてもなぜかすぐ忘れてしまうのとおんなじですね。

すぐれた企画マンがメモ魔だっていうのは、
そういう細かい技術の積み重ねでもあるのかもしれない。

だけど、メモ帳だけ持って毎日何も考えずぼけ~っとしてればいいってもんじゃない。

考えて考えて何も浮かばな~い!ってとこまで考えて、
もういいや!ってなったときにふとひらめいたりするのです。

だからやっぱり「考える」のも大事なのかもしれませんね。

IT型ビジネスのメリット

IT・Web業界はドッグイヤーとも呼ばれ、
1年が3年ほど、つまり3倍のスピードで進んでいます。

なんかわかんないけど面白そうだから
やってみよう!っていうノリが大事だったりするのです。

IT型ビジネスのメリット

・いつでも良いと思ったやり方に方向修正がきく
・駄目っぽかったらいつでもスパっと止められる
・大企業病のようではなく物事がはやくすすむ

デメリット

・じっくりと腰を据えてとりくめない?
・大人数を巻き込む大型プロジェクトやお役所仕事などには向いていない?

ブログのインターフェイス

最近やたらとブログのサイトが増えてきた。
最初のころはどうも違和感があったけれども、
最近慣れてきた気がする。

その違和感というのはたぶんインターフェイス
によるものだろう。

ブログのインターフェイスはもともと時系列で
表示することを目的としており、ニュース式に
投稿されることが多かった。

それが最近では CMS 的な使い方をされる
ことが多くなり、だれもかれもがブログでHPを
立ち上げられるようになってきた。

更新もらくらくだしそれはそれで良いことだと思う。
慣れてくればそれなりに見られるようになってくる。

話は少し飛ぶがHPってのは、情報の質と情報の見せ方
の2面性がある。質がよくてもなんかみづらいなー、
とか、見やすくても内容が面白くないなー、とか。

最近思うのは、ブログツールを使うことによって
そのみづらくて埋もれててた情報が表面化してきたなー、と。
個人レベルでの貴重な情報がブログという
統一化されたインターフェイスで閲覧できるというのは、
今さらながらインターネットならではの醍醐味だと思った。

その反面、どこも似たりよったりのデザインになり、
そういう意味ではオリジナリティは減ったかもしれない。

ただ「考え方や思いを文章などにして発信する」という行為自体が
オリジナリティであるとぼくは考えているので、
デザインはあまり問題ではないかもしれない。

特にブログの場合は、すでに XML 化も始まっているので
今後は情報の質がより問われるようになるだろう。

ブロードバンド論

ブロードバンドブームに乗って、インターネット関連企業各社はやっきになって
ブロードバンド専門サイト、すなわちネットTVサイトを次々と立ち上げ始めた。

そもそも今ブロードバンドと呼ばれているもの → ADSL の 1.5Mbps 程度で、実際にはブロードではなく「ミドルバンド」にあたる。 → これで映像配信しても画質のクオリティーが悪い → そのうえ、コンテンツのクオリティーもテレビのほうが上。

この状況でいくらブロードバンドがテレビを目指したって、誰だってテレビを選ぶはずだ。

テレビ業界はビジネスモデルが確立し、お金が集まる仕組みが出来ているから → いいコンテンツがたくさん出来るのは当然で → ゆえに一般ユーザーもテレビを見るのだ。いまやテレビは文化として成立している。

しかしテレビというメディアが完璧なわけではない。その理由は、
・プッシュのみ、いわゆる一方通行である
・タイムテーブル、放送時間が決まっている
・CMや見たくない情報まで入っている

……すこし考えただけでもこれだけの弱点が出てくる。それもそうだ。根本的な部分は何十年も前と変わらない技術なのだから。デジタル放送になったところで、この根本的な部分というのはあまり変わらないだろう。

→つまり「テレビというメディアは完璧ではない」のにお金が集まる仕組みがあるからメディアとして成立していることになる。

さて、ここでブロードバンドに話しを戻そう。

今、インターネット関連企業各社はこぞって、ブロードバンド専門の映像サイトを立ち上げ始めている。
しかもネットの特性を生かした双方向サービスというより、テレビを模倣したようなものが多い。
なぜテレビを目指すのか?「ブロードバンド=映像=テレビ」という固定観念にとらわれている。

実際には、テレビメディアという形式が良いのではなくて、テレビに流れるコンテンツが優秀なだけだ。テレビがつまらなくなったという声も多いが、影響力は確かにある。何十年という歴史と、蓄積されたノウハウもある。大きくお金が動くだけに、才能ある人材が集まるのも必然。

で、肝心のネットテレビの中身といえば、お粗末なものだ。そもそもお金が集まる仕組み(ビジネスモデル)がないのに、誰もが見るコンテンツ(マスメディア)を作るなんて難しい。

じゃあどうすればいいんだろう?

上にも書いた通り、ビジネスモデルも無いのにマスメディアを目指す必要はまず無い。
そして映像を流すことにこだわる必要もない。

きっと「ブロードバンド=映像=テレビ」という公式しか見えていないのだろう。なぜか、「インターネット」と「ブロードバンド」が別物に見てしまっているのだ。そもそも「ブロードバンド」とは、「インターネット」という大きな括りの中の一部分に過ぎないのに。

ゆえにインターネットの特性は無視できない。
テキストと静止画だ。

現状のブロードバンドコンテンツは、映像ベースになってしまっている。
つまり、テクノロジーありきで肝心のコンテンツが置き去りになってしまっている。

インターネットビジネスのノウハウの1つに「テクノロジーありきではなくコンテンツありき」がある。この業界、テレビビジネスのノウハウこそ無いが、インターネットビジネスのノウハウならある。ブロードバンドもインターネットの1つとして認識し、これらのノウハウを忘れないようにしなければならない。

じゃあ具体的にはどうしたらいいだろう?

インターネット上で映像をみせたいなら、あくまでコンテンツを中心としてその延長線上に映像を置くべきである。コンテンツというかたまりを、横で切るのではなく、縦で切ってみる。そうすると3つのレイヤーが見える。

3 映像(ビデオ)
2 静止画(イメージ)
1 文字(テキスト)

これでいくと、3番がブロードバンドにあたるわけだ。現状 3番しか見えていないので、1,2を飛ばしてイキナリ3をコンテンツとしているのだが、それでは効果が薄いってこと。

なぜか?

○従来のテキスト・イメージが重要なわけ
・インターネットはいまだにテキストベースである<検索エンジンが情報検索の主要手段だから
・斜め読み、読み飛ばしが出来る、知りたい部分だけ読むことが出来るテキスト<プッシュではなくプル
・見たいシーンだけを詳細に見ることが出来る<1枚の画像次第でユーザの興味をひくこともできる

○プッシュとプルという考え方
・映像メディアは基本的にプッシュで、発信側優先の技術である。
・逆に、テキスト・静止画はプルで、受け手優先といっていいだろう。

で、どちらが良い悪いではなく、プッシュとプルのバランスが重要なのだ。

インターネットの世界は基本的にプルで成り立っている。ユーザは自ら興味を持った分野のコンテンツをテキストや静止画を手がかりに探しに来る。そこでユーザが欲しがっている情報をピンポイントでプッシュしてあげれば間違いなく歓迎されるはずだ。そこではじめて、映像の出番なのだ。

そんなわけで、この3つのレイヤーを意識しながらコンテンツを構成していくことが重要と言うわけだ。

最後に、テキストと静止画以外のインターネットの特性も忘れてはならない。僕の考える、ブロードバンド企画で成功する秘訣は以下の3つだ。かるく参考にされたし。

1.コミュニケーション・双方向のアクション
ブロードバンドコンテンツを考える上で一番重要なキーワードになるはずだ。テレビにはできない強みだし、これを活用しないとブロードバンドでやる意味が無い。今までテレビやネットなどで放送されてきたコミュニケーション型の番組といえば、映像:双方向が 9:1 の割合で、せいぜいアンケートをとったりFAXを募集したりするぐらいだった。これではつまらない。この比率が逆になるとか、視聴者からのアクションがないと番組にならないぐらいの映像があっても面白いのかもしれない。

2.個人・ローカル・ニッチ
実はインターネットの世界ではマスメディアより個人の力が強い。インターネットを長年やっているとわかるのだが、不思議なことに定期的に訪れるサイトは、ある特定の個人サイトたちに絞られていくのだ。また、ネット先進国のアメリカ は、ネット歴が浅い日本ユーザーより、インターネットで地域情報を入手している率が高い。インターネットはマスメディアでは入手できないニッチ・ローカルな情報ニーズにぴったりということだ。

3.低コスト・リアルタイム系・公募系
テレビのように、膨大な制作費を使ってみんなに見てもらうのではない。2番を見れば分かるように、ごく限られた人たちだけに見てもらえればよいため、コストを極限までおさえなければならなくなる。しかしインターネットではそれが可能だ。

以上。

パソコンはなくなる?

えー、いきなりですが、未来予想。

「パソコンはなくなる」と。

「技術は完成すればするほど技術ではなくなってしまう」もの
だと考えている。

どういうことかというと……

ようするに成熟していない技術って、もろ機械じゃないですか。
PCの例で言うと、マウスだったりキーボードだったり。
OSだったりアプリだったり。これらは学習しないと使えない
わけですから、発展途上の技術としか言いようがない。

これらが成熟した未来っのを考えてみると、OSの隔たりや
アプリケーションといった概念など無いに違いない。
人が目的とするものの本質はサービスであって、
アプリそのものやその使い方などはどうでも良いのだ。

すなわち、分かりやすい例で言うと今「IT講習会」なる
行事でおじさんおばさん達が必死こいて覚えようとしているが
まるで理解していないあのWindowsの基本的な使い方でさえ、
近い未来には完全なるバックエンド(=覚えても意味が無い)
ものになっているはずなんだ。

「どう使うか」じゃなくて「何をやりたいか」が一番大事なんだから……。

ウェブ・ユーザビリティ [顧客を逃さないサイト作り]

ユーザビリティ【Usability】
……便利で使いやすいこと。

■はじめに

ウェブ・ユーザビリティが注目される理由:
表示された瞬間にそのサイトの使い方が分からないと、時間を費やす価値がないと判断し、ユーザーは別のサイトへと去っていく。

インターネット、特にECの社会では「財布のひもを緩める以前に、ユーザビリティありき」という法則を覚えておこう。

ユーザーの立場で考える:
多くのウェブデザイナーはユーザビリティを無視して、ユーザーのニーズに従うのではなく、自分の欲求や上司のご機嫌取りのためにサイトをデザインしようと考えている。

間違ったウェブデザインは禁物:
ウェブサイトは単一のインターフェイスを持つようデザインしなくてはいけない。

まとめ:自己満足なサイトや、企業の構造を反映したサイトをつくり上げるのではなく、ユーザーの作業・ユーザーの視点を考えたサイト構造が望まれる。

■ページデザイン

ページの陣取り合戦:
ウェブページは見る人の興味を引くコンテンツで占められるべきである。

すべてのデザイン要素を詳細に検討し、1つずつ要素を削っていくこと。どうしても必要なデザイン要素でない限り、外してしまう。まさに「シンプル・イズ・ベスト」と覚えておく。

応答時間:
ユーザーが求めるのは、奇抜なデザインよりも「ページをより速く表示できること」。

まとめ:
「シンプル」がページデザインの最終目標である。サイトのデザイン自体を楽しむために訪れるユーザーはめったにいない。コンテンツが見たいのだ。

■コンテンツデザイン

ウェブのライティング手法:
文章の量は、印刷用の文章を書くときの50%以下になるよう、簡潔に。
新しいページを見るときに79%のユーザーが斜め読みをしており、すべての文章を読むユーザーはほんのわずかしかいない。

見出しを考える:
気取った見出しより内容のわかる見出しを付ける。本文を読まなければ内容がわからないようでは見出しの意味がない。
見出しはコンテンツのごく短い概要となるべきである。わかりやすい用語を使うこと。

可読性:
文字色とその背景色はコントラストを強めること。理想は白い背景に黒い文字。

まとめ:
最も重要な要因2つ、「上質なコンテンツ」と「ユーザーが、望むページを見つけられるかどうか」

■サイトデザイン

トップページ:
トップで提供すべき3つの機能
・サイトの主な内容の一覧
・重要な最新情報の要約
・検索機能

初めてのユーザーには「このサイトは何をしているの?」という問いに答えられるページに。
リピーターにとってはナビゲーションへの入り口になることが重要な課題。

サイトを訪れるほとんどの人は、具体的にやりたいことがある。このサイト自体に何が起こっているかをチェックするためにわざわざ見に来る人はめったにいない。したがって、ニュースはある程度制限して、広い範囲をナビゲーションに使うのがトップページの正しいあり方である。ただし、「何か新しいニュースはないか」という場合が多いニュースサイトなどは例外である。

検索機能:
半数をわずかに超えるユーザーが検索優先型であり、5分の1のユーザーがリンク優先型、残りは検索・リンクの両方を使うミックス型。よって、検索機能はすべてのページで使えるようにしておくべき。

まとめ:
会社の内部的なニーズではなく、顧客のニーズに合せたインフォメーション構造を基盤にすることが必要である。

■シンプル・イズ・ベスト

HOME:
ウェブサイトを成功に導くには、何度も戻ってきてくれる誠実な顧客、つまり「リピーター」を確保すること。
サイトの訪問者がリピーターになる主な理由は、つぎの4つ。この4つはユーザーが最ものぞむことであり、優れたウェブデザインの基礎となる。

High-quality content(上質なコンテンツ)
Often updated(繁盛な更新)
Minimal download time(最小限の待ち時間)
Ease of use(使いやすさ)

この4つの頭文字をとって「HOME」と呼ぶ。

※参考文献
Jakob Nielsen 1999 Designing Web Usability : The Practice of Simplicity