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スピリチュアルビジネスはサービス業の究極の形態

http://www.alpsgiken.co.jp/alpinist/006.htmlより

顧みれば原始の時代から20世紀前半まで、人類はモノの不足や不便さを解消するためにひたすら生活物資の生産性をいかに高めるかに腐心してきた。いわずと知れた物欲中心の時代である。ところが20世紀後半からの急速な工業化により物資が大量に生産され、物質に恵まれた社会が作り上げられるに至った。

 衣食に満たされた人類が次に求めるものは何であろうか、その問いにアメリカの心理学者、アブラハム・H・マズローは次のように答えている。(欲求段階説) 「生理的欲求と安全の欲求が満たされるとき、人は最終的に精神的な充足(各々が持つ自己実現)を求めて生きていくようになる」。

 つまり、今後伸びていく産業は「人間の生命や知識、精神面に関する分野」であり、それは事実、先端産業とか次世代型産業と呼ばれるものとして、生命・教育・情緒・趣味・文化・健康・レジャー・サービス・セックスなど形のないものが主流を占めてきていることからも容易に理解できる。物からサービス(心) へ、量から質へ、有形から無形へ、単一から多様へ、ハードからソフトへと、人間の欲求の変化につれて世界の産業構造は大きく変貌を遂げている。

 無形の価値観の時代、それは感性の時代でもある。感性の時代には「人間の心にかかわる」仕事が重視され、人間の個性的な『心』に感動を与え、本能的欲求をかき立てる産業・・・例えば香りや音楽によるヒーリング、ストレスを鎮めるカウンセリングなど・・・が発展することは、このような仕事が多く輩出していることから明らかである。

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