- 2005年10月 6日 16:37
- エコロジー
ある商品をリサイクルするときに消費されるエネルギー量は、
リサイクルしないで新たに作ったときにかかるエネルギーとあまり変わらない。
変わらないどころか、リサイクルしたほうがよりエネルギーを消費してしまうことがよくあるという。
回収する運送費だったり、製品を素材として使えるようにするための化学処理だったり、
そういうのを全てひっくるめると、リサイクルしないで素直に捨てたほうが環境に優しい場合が多々あるのだ。
ではなぜ企業はそんなことをするかというと、エコという付加価値で商品価値を高めてたくさん売りたい、という狙いがある。
「リサイクル」「エコ商品」というマークさえ貼っておけば、無知な消費者はだまされてそのマークの付いたものを選ぶのだという。
我々消費者は物を買うときはもっと慎重にならなければいけないと思う。
やれエコだ、やれフェアトレードだ、じゃなくて、このペンのデザインが好きとか、このTシャツの肌触りがいいとか、
そういった判断基準のほうが実は健全なのかもしれない。
企業のマーケティング戦略に脳がやられてしまうまえに、商品を五感で感じてしまえまいいのだ。
五感が気持ちいい、それが結果的に人にも環境にも優しい、そんな商品が増えていくであろう。
話を戻そう。
リサイクルがエコではないとすると、じゃあどうすればいいのか?
リサイクルの前に、リユースを考えなければならない。
ごみをリサイクル(再生利用)にまわして余分な環境負荷を与える前に、
それがもういちど使えるかどうかかか考え、なんらかの形でリユース(再利用)するというものだ。
昔ながらの牛乳ビンなどはその例だと思う。
そしてリユースすれば済むというものでもない。
リデュース、つまりそもそもそれは必要なのか?と考えなければならない。
我々は、この資源不足が叫ばれる時代に、ゴミまで買っているのだ。
それに対するアンチテーゼなのかどうかは知らないが、Buy Nothing Day (無買デー)というものもある。
1日に1銭も使わないと、毎日どれだけ無駄な消費しているかが実感できるというものだ。
物を買うときは自問するべきだと思う。「これは本当に必要なのか?」と。
そして「この商品にお金を投資することで社会は良い方向へ向かっていくのか?」と。
それがこれからのロハスコンシューマー(ロハス的消費者像)だと思う。
経済は消費者を中心にまわっているのだ。コンビニだって売れない商品は1週間で姿を消す。
そういう「考える消費者」(プロシューマー)が増えつつあるいま、CMで洗脳するマーケティングも考え直す時期にきているのであろう。
さて、また話がずれた。
つまり、「リデュース・リユース・リサイクル」の順で環境に優しいといえる。これを「3R」という。
使い捨てのリサイクル商品でエコを気取るよりは、機能性やデザイン性に優れた商品を末永く使いたいものである。
そして、そういう「本物」にはリサイクルマークなんてどこにもみあたらない、という事実をあなたはどう受け止めるであろうか。
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