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生命農法研究会の高橋丈夫さん

生命農法で知られる生命農法研究会の高橋丈夫さんという人がいます。
高橋さんは、竹炭を使った無投薬養鶏や、紅カブトガニ農法などの自然農法で有名です。

その高橋さんのところへ見学ツアーに行ったときの写真が出てきたので、この場を借りてレポートします。
高橋さんの農場は、東京からクルマで2時間ほどの栃木県益子町にあります。益子焼で有名な益子です。

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高橋さんはもともと養鶏をやっていて「丈夫卵」といって今まで食べたこともないようなおいしい卵をつくっている。

彼の育てる鶏は元気そのもの。
養鶏場ではひなに病気をさせないよう気をつけるのが普通だ。
しかしそこでは、ある程度の年齢になったら、ありとあらゆる病気にあえてかけさせるという。
いろいろな病気を克服することによって免疫力がつき、丈夫な鶏に成長するというのだ。

なるほど、たしかに人間の子供も、保育園・小学校に通うようになったら、いろいろな病気をもらってくる。
そうやって免疫力をつけて成長していくのだ。どうやらそれとおなじ原理らしい。
たしかに、無菌室で育ったような鶏が丈夫とは思えないし、その卵だって自然本来のおいしさがでるとは思えない。

丈夫卵はほかの卵に比べてももかなり栄養豊富で、長期間ほっておいても腐らないという特徴がある。
もちろん薬品などの人工的な餌は一切使用していない。
にもかかわらず、高橋さんお養鶏場はその独特の臭いがない。

どうやらその秘密は竹炭にあるようだ。
食用竹炭を食べて風邪を治すといった民間療法があるが、それを鶏に応用したところ、病気も減り卵のおいしさもアップしたという。

そして、おいしい卵をつきつめていくうちに養鶏と農業の共通点に気付きはじめる。
そのノウハウを農業に応用したのが生命農法の始まりだ。

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いわく「野菜の1割を虫たちにあげるつもりで作れば農薬なんていらない」と。
まさに共生の精神。
人間様の都合だけで考えるから、10割全てを収穫しなければならない、という発想になってしまうのだろう。

また今出回っている野菜は、農薬や化学肥料を必要以上に使ったり、
形をそろえるための品種改良を繰り返すなどで弱ってしまった野菜だからゆえ、
虫に食われてしまうそうだ。
だからさらに農薬が増えてしまうという悪循環におちいっている。

その悪循環で増えてしまった大量の農薬にも耐えられるように、遺伝子組み換えまでしてさらに品種改良をすることも珍しくないという。
しかし、大地の品種改良はできない。
つまり、度重なる大量の農薬や化学肥料で土が死んでしまうのだ。

特に、グローバル企業による、途上国での大量生産にその傾向がある。
使い捨て感覚で土地を次々駄目にしていっているのだ。

あたりまえのことながら、昔ながらの方法で作れば土の栄養は循環し、いつまでも生きている(持続可能だ)という。

だがそれ以前に、野菜を丈夫に育ててあげれば、虫は寄り付かないそうだ。
強い野菜、つまり虫に対する抵抗力、生命力あふれる野菜を作ればいいらしい。

強いキャベツなら、虫に食べられたとしても外側の葉っぱだけ。
人間が食べる部分には手を出さない。それが本来の自然の姿なのだ。

それが最近の野菜では、外側のはっぱだけでは虫たちも栄養が足らないらしく、中まで食べてしまうというのだ。
それだけ現代の野菜は栄養も乏しいということだろう。
見たくれだけは良いかもしれない。

しかも、本来であれば虫が食べるのは病気で弱った野菜だけらしい。
虫に食べられるというより、虫が食べてくれるのだ。
そして人間は、元気でおいしい野菜を食べられる仕組みである。
そういう自然本来のシステムをよく理解し、うまく活用していけるようにならなければならないと感じた。

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高橋さんの野菜を使った、益子のオーガニックカフェでランチ。
正面に立っているのが高橋さん。妙にかわいく撮れてしまった。笑
ご飯は言うまでもなく絶品。自然の力を感じ、おいしくいただきました。

合掌。

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