- 2005年9月25日 16:07
- ロハス
LOHAS(ロハス)= Lifestyles of Health and Sustainability
ロハスの意味を直訳すれば、「健康と環境のためのライフスタイル」です。
なぜEcology ではなくSustainability となっているのでしょうか?
サステナビリティーとは持続可能性という意味で、簡単に言えば人類が滅びず持続していける循環型社会を意味します。
よく、「ロハスとは、心と体と地球に優しい生活である」といわれますが、それは勘違いです。
環境が悪化して困るのは地球でしょうか?
......いえ、困るのは私たちです。
いくら地球温暖化が進んでも、地球くんは全く困りません。
例え人類が滅びたとしても地球は回り続けるし、環境が悪化したといっても、
そのうち(といっても人間にとっては長い歳月かもしれません)再生する力が地球にはあると思います。
むしろ人類が滅びたほうが地球環境にはよいのです。
つまり、ロハスとは、地球のためではなく人類のため、つまりは自分自身のためなのです。
環境問題は地球の問題ではなく自分自身の問題である、という広い視野を持って生活することがロハスなのではないでしょうか。
そして、そこが単なるエコロジー・エコロジストと違うところです。
エコロジーとは生態学という意味ですが、エコロジストには自己犠牲をはらってまでも地球のために尽くすといった意味合いが含まれます。
しかし実際は、都市はおろか田舎でさえ、完璧なエコロジー生活を目指すのは難しくなっています。
と言うのも、本気でエコロジーに取り組もうとしたら、クルマは乗れない、インターネットは使えない、買い物だってできません。もちろん全て自給自足です。
なかには、みんなそうするべきだ!と言う人がいますが、そういう人は山奥で仙人にでもなってください。笑
まあ、そこまで厳しくはないにせよ、以下のようなエコ情報をよく見かけます。
「これを使ってはいけない、あれをしてはいけない、食べるな危険。」
......どうでしょう?疲れませんか?まるで宗教のようですね。
これではとても自分に優しいとはいえません。
逆にストレスになってしまい、心を病んでしまう原因にもなります。
自分自身のための地球環境なのに、環境を守ろうとするあまり自分を追い詰めてしまっては本末転倒です。
それに、そんなバランスの欠けた生活は持続しません。
そこで、ロハスの出番です。
心と体の健康=エゴと、地球環境=エコのバランスを重視し、無理をしないから「持続可能な」ライフスタイルなのです。
継続は力なり。
「エコ」のような一時的なブームで終わるのではなく、無理せず少しづつでも継続することが重要なのです。
では、エゴとエコのバランスとはなんでしょうか?
例えば、クルマは買わないほうがいいし使わないほうがいいとわかっているけれど、仕事上や生活上どうしても必要になる場合があります。そういうときは、ハイブリッドカーなどのできるだけ環境を考慮したものを選んだりすることです。
例えば、オーガニックしか食べないとか、完全なベジタリアンというのはバランスが偏っています。それよりも、食卓の雰囲気を楽しくすることを考えたり、その料理が本当においしいかどうかで判断したほうが健全です。また、地元産・国内産の野菜、顔の見える野菜、良質な素材を優先することです。
でも、本当はエゴとエコは同じことなんです。
正反対のように思えるこの2つですが、よく考えたら同じだとわかります。
私たちのエゴには、
キレイになりたい!かっこよくなりたい!とか、
いつまでも若々しくありたい!元気に長生きしたい!
というものがあります。
そのためには、表面的な健康ではなく真の健康を手に入れなければなりません。
空気の悪いところに住み、工場で作られたものを食べていて、真の健康を得られると思いますか?
無理な話ですね。そうすると、
本当に体にいいものを食べていたい!
本当においしい空気を吸っていたい!
という究極のエゴがでてきます。
そのエゴを通すためには、嫌でもエコになってしまうのです。
本当に体に良い生活は結果的に環境にも優しいものになるし、
逆に、環境に優しいものを選べば自分自身のためにもなるってことです。
だから、体内環境=地球環境だし、究極のエゴ=エコなのです。
そしてこれは上のほうに書いた「環境問題は地球の問題ではなく自分自身の問題である」にもつながっています。
環境問題というと地球レベルの話でなにか他人事のような響きがありますが、本当は環境問題=自分自身の問題なのですよ。
つまり、エコを考えること自体=エゴなんですね。
でもこういうロハス的生き方って、実は人間としてあたり前のことなんですよね。
あたりまえのことをあたりまえにしていかなくてはならない時代なんだと思います。
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