- 2004年11月18日 22:46
- アイディア・メモ
ひさしぶりに祖父母のもとに集まった一族。
こたつを囲んでのお食事会だ。
「これはうまい、おまえもくえ」
じいちゃんは自分の買ってきた魚をもりもり食っている。
買いすぎた罪悪感からか、無理やり食べているようにもみえる。
「もうちょっと考えて買いなさいよ。まったく」
伯母は文句をたれながらも、料理を運んだり、シャキシャキとよく働く。
ぼくの隣、右斜め前には大好きなおばあちゃんがニコニコして座っている。
こんな家族団らんにつつまれて幸せを感じていた。
そんなとき、ふと、思いがけないことを思い出してしまう。
あれ?ばあちゃん、死んだんじゃなかったっけ?
もう一度ばあちゃんの顔をみる。やはりニコニコして座っている。
そっかぁ、死んだのは夢だったのか~、よかった!
またこうしてばあちゃんに会えるなんて!
家族っていいなぁ。
あれ、まてよ。
たしかに、通夜にも葬式にも出た記憶があるぞ。
もしかして、今見ているコッチのほうが夢なのか?
だとしたらこのままずっと覚めないで!!!
そう願った瞬間に目が覚めてしまった。
ばあちゃんはまだ、ぼくの心の中に生きている。
- Newer: 僕らのまちに雪がふる
- Older: Buy Nothing Day

