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逆転の発想

先日、仕事で「生命農法」で知られる農業家、高橋丈夫さんのところへ行ってきた。
そこでとれたたまごや野菜は本当においしかった。パワーがあった。

彼は「野菜の1割を虫たちにあげるつもりで作れば農薬なんていらない」というのだ。
まさに共生の精神。儲けようとする人たちがいるから、10割全てを出荷しなければ
ならない、という発想になるのだろう。

また今の野菜は、農薬や化学肥料、形をそろえるための品種改良などで弱った
野菜だからゆえ、虫に食われてしまうそうだ。そしてさらに農薬が増えてしまう。
その農薬の量に耐えられるように、遺伝子組み換えまでしてさらに品種改良を
しているものもある。

そして度重なる農薬や化学肥料で土が死んでしまう。
そして大企業は次の土地へと移っていく。。。完璧に悪循環に陥っている。
昔ながらの方法で作れば土の栄養は循環し、いつまでも生きているという。

そもそも、野菜を丈夫に育ててあげれば、虫は寄り付かないそうだ。
強い野菜、つまり虫に対する抵抗力、生命力あふれる野菜を作ればいいらしい。
食べられてもキャベツだったら外側の葉っぱだけ。人間が食べる部分には
手を出さない。それが自然なのだ。

それが最近の野菜では、外側のはっぱだけでは虫たちも栄養が足らないらしく、
中まで食べてしまうというのだ。それだけ現代の野菜は栄養も乏しいという
ことだろう。見た目だけは良いかもしれないが。

それと、虫が食べるのは病気で弱った野菜らしい。
虫に食べられるというより、虫が食べてくれるのだ。
そして人間は元気でおいしい野菜を食べられるのである。

高橋さんの専門は鶏の卵。彼の育てる鶏は元気そのもの。
養鶏場ではひなに病気をさせないよう気をつけるのが普通だ。
しかしそこでは、ある程度の年齢になったらありとあらゆる病気に
あえてかけさせるという。いろいろな病気を克服すること
によって免疫力がつき丈夫な鶏に成長するというのだ。

なるほど、たしかに人間の子供も、保育園・小学校に
通うようになったら、いろいろな病気をもらってくる。
どうやらそれとおなじ原理らしい。

ユニクロと組んで有名になった永田農法もおもしろい。
俗にスパルタ農法と呼ばれているらしいが。

それは極限の状態で野菜を育てる農法。例えば、砂とほんの少しの液肥
だけでトマトを育てるとか。それはどうも原生地の土地の状態を再現して
あげることらしい。

とにかく、極限の状態で育てることによって野菜が本来の生命力を発揮して
すっごくあまくおいしい野菜ができるというのだ。
たしかに、人間も「かしばのばか力」というやつがある。
これは、あながちうそともいえない。遺伝子学だったか
なんだったか忘れたが、そういう状態になると眠っている
遺伝子のスイッチがONになるそうだ。

断食すると体調が良くなるという話もそういうことだろう。
サプリメントなどで簡単に栄養素をとってしまうと
からだがなまけてしまうのだろう。というかそもそも
サプリメントで栄養補給すること自体がおかしいし、
その栄養素だけが過剰に摂られることになってしまい
バランスが崩れてからだにもよくないらしい。。。

話がずれたが、お肌のスキンケアも、化粧水や乳液など
お肌にいいのもばかりを塗りたくって栄養を与えすぎていると、
これまたお肌がなまけてしまい、結局しわしわになってしまうというのだ。
ということで、お肌の断食もたまには必要らしい。

以上。逆転の発想ということが言いたかったわけですが、伝わったかな。

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