- 2003年4月30日 06:11
- 食とオーガニック
スローフードのスローとは、だらだらと時間をかけて食べようということではなく、
ふだん漠然と口に運んでいる食べ物を、ここいらで一度じっくり見つめ直してみてはどうか。
そうすることで、素材や料理について考え、食事を共にする人との会話を楽める生活も大切にしよう、
という提案。
ちなみにNPOスローフード協会のスローフード運動とは、
1.消えつつある郷土料理や質の高い食品(お酒)を守ること
2.質の高い素材を提供してくれる小生産者を守っていくこと
3.子供たちを含めた消費者全体に、味の教育を進めていくこと
らしいのだが、この「消費者の教育」という発想がすごい!
かなり困難なことでもあり、一番効果的なことでもあるからだ。
(非営利的という意味でやはりNPOが向いているのだろう。)
また、フランスでは料理の専門家や伝統的な一流レストランのシェフが、
小学校の家庭科室を使った調理実習をし、同時に味覚教育や素材についての
教育をしているところもある。
月に数回のカフェテリア方式の給食や、生徒数の減少で余った教室を使って
食事専用のダイニングルームを作る学校も増えているようだ。
食習慣を再評価するスローフード例えば、ハンバーガーや、できあいの化学調味料がふんだんに使われた
『味の濃い』 ものばかりを食べていると、微妙な味覚が育たず、
大人になっても偏食になることがあるようです。本来、食品には
それぞれにいろんなうま味やにがみ、辛み、甘み、歯触り舌触りなどの
食感があり、こういった食品毎の特性を理解するには、それなりの食習慣という
『訓練』 による能力開発が必要になるのですが、味が濃く、
ワンパターンの味付けだけが繰り返されるファストフードだけ
を食べていては、こういった味を理解する能力が育たないわけで、
食べてもそのうま味を知覚できなくなってしまうのです。
ちなみにスローフードとは、ファーストフードに対してのスロー。
これは、イタリアのローマにマクドナルドの1号店が誕生し、
マスコミに騒がれたことに由来する。
参考(PC):
http://www.nt-slowfood.org/
http://allabout.co.jp/gourmet/stylishrecipe/closeup/CU20010315A/index.htm
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